2010年6月30日水曜日

またアイスコーヒー



















桟橋には給油ステーションまであった

昼 に向けじりじりと日差しが強くなっていった。写真も撮ったし、ランチも食べたし、そろそろ街に戻ろうということになった。遠い道のりではないが、歩かないで 済む方法はないかと考えていたら、モールの出口にマイクロバスが止まっているのが見えた。

覗き込んで、「マクロッサン・ストリートまで行 く?」 とドライバーに話しかけてみる。 運転席に座っていたのは、なんと今朝別れたばかりのピーターだった。

彼は 「あれ、こんなところでいったい何してる の?」と聞き、「いや、僕はこれからケアンズまで皆を乗せて行くんだ。歩く距離だとは思うけど、いやならタクシーが奥に止まっているよ。あ、それからバスは 3時半に来ることになったからね。荷物も乗ってくるはずだよ」とのこと。


港に係留してあったクルーザー。
FIFTH DIMENSION? 5次元?
4次元まではいいとして、5番目の

次元て何?
あ、pleasure(楽しみ)か?







下は通りすがりの1枚。「ちょい待ち!グレートバリアリーフを見に行く前に、まずうちのグレート(絶品)コーヒーを味わって行ってよ。」



歩いてもとのバス停まで戻る。朝は活気がないなあと思っていた街も、人通りがぐっと増え、店もぜんぶ開いてにぎやかになっていた。

まだまだ時間があったので、「銀ぶら」ならぬ「マクぶら」にとりかかる。

さすがに観光地、みやげもの店が多い。現地のものというより、インドネシアやタイあたりから調達してきたような品が多かった。

気温はたぶん30度近い。湿度もけっこうある。休憩もかねて、通りを見下ろす2階のオープンカフェでアイスコーヒー を注文した。

すると、あらら、また例のコーヒーフロートが出てきた。ここではコーヒーフロートをアイスコーヒーと呼ぶのね。ひとつ学習したが、もう手遅れ。これでは水が要りま すね。

飲みほしたグラスを持って、店の人に「お水下さい」と言いに行くと、店主は「あ、そのスプーン貸して」というなり、「アイスコー ヒー」のスプーンをつかんで入口のドアの前にかがみこんだ。外に出たすきに勝手にカギがかかってしまったらしい。

スプーンをドアの下にさ しこんでカチカチやることおよそ3分。ようやくドアが開いた。用件をもう一度いう。店主はワインボトルほどの瓶をまるごと持ってきてくれた。なるほど、 ショーケースにたくさん入れてあった瓶はこれだったのね。空き瓶にこうやってお客用の水を入れて冷やしておくんだ。ふ~ん。