シャトルバスは7時すぎにやってきた。大型バスではなく、マイクロバスだった。外も明るくなって、朝の日差しが水平に目に入る。バスの後ろに小さな貨物用 コンテナが連結してあり、我々のスーツケースはそこに収納された。マイクロバスが小さなコンテナを引っ張って走るところを想像するとなんとなくおかしい。 面白いので記念に1枚。
ポートダグラスまでの道路(キャプテンクック・ハイウェイ)は、広々として整備の行きとどいたすばらしい道 だった。
ケアンズの郊外。樹木の感じがハワイ風だ
両側にはサトウキビ畑がえんえんと広がり、それを過ぎるとマンゴーの大木がうっそうと茂る地域に入る。オーストラリアの農業国としての実力を見た 気がした。広大な農地に少ない人口。食糧が自給できることの安心感がうらやましい。
サトウキビを刈り取ったあと
行程の後半は右手に海を見ながら北上。強い日差しに薄青の水。いかにも南国の海だ。水の色は珊瑚礁のせいか。
やがてポートダグラスとモスマンの分岐点にさしかかる。直進ならモスマンだ。シル キーはモスマンの方角なので、午後はここまで戻ってきてモスマンに向かうのだなと想像した。
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